真夜中に書く
真夜中に書く
過去とは。
過去について考えたことがあるだろうか。
きっとあると思う。
あの時は楽しかったとか、あの時はつらかったとか、あの場所が良かった、とか。
残念ながら少し違う。
過去そのものを考えたことがあるか、という疑問である。
つまり、なぜ過去は存在するのか、ということだ。
そんなもん知らん、と言われたらそこまでだが、あえて考えてみよう。
私なりの解答は、学習のためのもの、という結論だ。
人間は過去から学ぶ。
そして未来から学ぶことはできない。
では、なぜ過去から学ぶ必要があるのか。
それは学習したものを未来に活かすためだ。
もし、ほかの人があなたがかけた言葉で傷ついたとしたら、あなたはそれに反省し、次からはそのような言葉をかけないだろう。
つまり、未来をより良いものにするために過去があるといっていい。
過去からたくさん学ぶこと。これが未来を豊かにすると思う。